From AFAR & JAHAH

1.それぞれ個々の活動時に比べて、コラボレーションした際の違いはどこに感じましたか?

(Jahah)-グループと個人、一番の違いはグループの場合他のメンバーと同じページにいつもいなければ行けないって事かな。それぞれのメンバーが曲のムードとか感情を完璧にインプットして一つの方向に向かっていかなきゃいけない。ソロでやってる時は自分自身が最終的な決断を下せるけれど、グループの場合はメンバー全員が賛同しなきゃいけないんだ。

(Doron)-ソロでやる時は、沢山の仕事を自分自身でこなし、そして自分のアートを作り出すプロセスをすべて自分でコントロールしなければいけない。それはとても良いことでもあり、時に悪いことでもある、自分自身を客観視して判断できなきゃだめだからさ。でも、結局最終的にはどこかで他人の意見を聞かないといけないんだけどね。 それに比べてグループだとお互いをそしてグループを客観視しやすいよね。何がBestかを話し合えることもできるし、単純に考えて人数が多い分、グループとしてのポテンシャルも高くなる、もちろん皆が同じページにいるって言う事が前提での話だけどね。

あと、やっぱりグループだと個人の負担がソロより軽くなるんじゃないかな。特に制作となると、個人個人が長所を出し合って、ゴールに向かってそれぞれが集中して作業を進めることができる。だから自分のパートにより高い集中力で望めるよね。

2. JAHAHさんとAFARの皆さんとの出会いのきっかけやコラボレーションに至った経緯を教えてください。

(Jahah)-俺らは元々グループを組んでいて、ソロより前に実はグループとして活動してたんだよ。スタジオでのレコーディングはもちろんライブも昔からずっと一緒にやってるしね。俺は基本的にグループの中ではソングライティングを担当たんだけど、大体の曲は一人のときに書き上げたよ。

(Doron)- Jahahとは昔から知り合いだし彼と仕事することがみんなとても好きなんだよ。 もちろんJahahのソロプロジェクトも常にサポートし続けてるし、

プロデュースの上で楽器が必要なときはいつも、俺たちがサポートしに言ってるよ。

3. JAHAHさんはAFARの皆さんにどのような印象を持っていましたか?

AFARのメンバーはバンドを組む前から知ってたんだ。もちろんすごく好印象だったよ。 Cheがすばらしいドラマーだって事も Double-Dがすばらしいベーシストだって事もさ。メンバーは皆、それぞれのパートで有名だったからね。Doronに関しては3年もWynton Marsalisのバンドでプレーしてるんだから、実力があることは確実にわかってたよ。

4. AFARの皆さんはJAHAHさんに対しどのような印象を持っていましたか?

JahahはとてもHard Workerで常に音楽を制作することを楽しんでいるって言う印象かな。それはとても尊敬に値することで、真のアーティストだよ。

5. それぞれメンバーの個性を活かすために楽曲制作において心がけたことはありますか?

(Jahah)- メンバーの個性を生かす為に心がけたことは、メンバーそれぞれの意見を聞いて、それをどうやって楽曲に取り入れるか?って言うのを皆が納得いくまで話し合ったよ。

(Doron)- 俺が一番大事にしていたことは、メンバーそれぞれが自分のパートで100%を常に出せるように努力し続けること。そして自分のパートや楽器で自分が持つスペシャルな部分、自分にしかできないことを表現すること。そうしなければ、なぜ、自分がバンドのメンバーなのかって言うのが、リスナーに伝わらないからね。

6. アルバムを拝聴したところ、アブストラクトからジャズ、ファンク、ロックミュージックまで、様々な音楽要素を取り入れていると感じました。今回はそういった試みが実際おこなわれていたのでしょうか?またその意図があれば教えてください。

(Jahah)- 俺らは ソウル/R&B/FUNK/JAZZなどを聴いて育ってきたんだ、俺らの作る音楽には俺らが聴いてきた音楽がつねに反映されている。 一つ思うのは、アルバムをつくる最初の段階で、様々な要素やジャンルが盛り込まれているアルバムを作ろうって話をしたんだ。俺らは常に新しいことに挑戦するし、それを怖がらない。決まった型にはまって音楽をやらないようにしているんだ。

(Doron)-この質問で試みたって言う言葉を使うのは少し間違ってるな。 AFARのメンバーが子供のとき、そして育ってきた環境の中で耳にしてきた音楽を自分達の形で表現していったら様々なジャンルやテイストが盛り込まれたアルバムが完成したのさ。 楽曲すべてが俺たち自身なのさ。俺たちの経験を楽曲にしてあらわしている。 もし、俺たちがバンドじゃなかったらまた全然違ったものになっただろうけどね。

7. 制作中、特に心に残ったエピソードはありますか?

(Jahah)- “Watch Out”のレコーディング中DoronがBlack Super Heroに変身したことかな(笑)。みんなで爆笑したのを覚えてるよ。俺たちは常にレコーディングをエンジョイしてるよ、楽曲を聴いてそれが伝わればいいなって思うよ。

(Doron)- 最初に生楽器をレコーディングする為にスタジオに入ったときのことかな。みんなスタジオが初めてで、レコードボタンを押したら何が起こるかもわからない状況だったからさ。 スタジオに入って入念にリハーサルしつつ、それぞれのアイデアを出し合っていって制作していったんだけど、どんな曲に仕上がるかは結局はアルバムをリリースしてラジオで流れてるのを聞くまでわからなかったけどね。特にギターのMarkのパート。

奴はいろいろなことを常にやるからね(笑)。まー製作中は笑いが耐えなかったのを覚えているよ。

8. フィーチャリングで参加されたアーティストの方々についてはいかがでしたか?

(Jahah) Mr.Moodyはいつもと変わらず素晴らしい仕事をしてくれたよ。奴は俺が制作したアルバムすべてに参加してくれてるし、作業もスムーズに進んだよ。 Mr.Moodyは俺のMamasOnlySonにもふゅーチャーされてるからそっちもぜひチェックしてみてくれ。

9. 今回のアルバムで最も伝えたかったテーマはありますか?

(Jahah)-本当のミュージシャンシップ、つまりミュージシャンの本来の形かな。リスナーが楽曲から感じて取ってくれれば光栄だよ。

(Doron)−“自分が耳を澄ましさえすれば、音楽は常に皆の周りに存在してる”って事かな。

10. 生バンドの醍醐味は何であると考えますか?

(Jahah)−リハーサルとやっぱりなんといってもライブステージだね。

(Doron)-一つとなって何かを作り上げることはとても大事だと思う。バスケットボールチームとかと一緒でさ。 スター選手が一人いれば良いってもんじゃなくて、スター選手もいつつ、みんなが己を犠牲にして助け合わなければいけない。 バンドでやることの醍醐味はそういう利益を無視した仲間が作れるって事かな。

11. アトランタ出身のアーティストは地元をレペゼンする意識が高いと感じます。アトランタは才能にあふれたアーティストを多く生み出す街でもありますが、音楽文化がアトランタで盛んなのはなぜだと思いますか?

(Jahah)-アトランタのアーティストは常に自分自身を信じて、自分達のカルチャーに敬意を表している。それが一番大きな理由だと思うよ。アトランタのアーティストはとても自分自身に正直なんだよ。

(Doron)アトランタは常に音楽の歴史の一部だったんだけど、世界中がそれを認めてそして、どのくらいの財産であるかを認めるのが遅かったんだ。それとアトランタのミュージシャン達は頑固でメージャーのフィールドに出て行くことを嫌っていたんだ。一つ自分達が信じたことをやり続けているアーティスト達がアトランタにはたくさんいて、結果的にそれが認められてデビューしたりすると、そのスタイルが新しいといわれる。本人からしてみたら、昔からやってたことなんだけどね。おそらく世界がそれを認めるのが少し遅いんだよ。

12.今後もアトランタを拠点に活動していこうという思いはありますか?

 (Jahah)  New Yorkから来ないか?って言う誘いは受けてるんだけどね、まだどうするかは決まってないよ。ころろで日本には部屋あまってない?(笑)

(Doron)- 俺たちは今結構、各地を飛び回ってるんだよ。 11月の最後にはアフリカに5週間行くことも決まってるしね。 もっぱら自宅は、各地にあるホテルだよ。まあー俺たちはツアーが好きなんだよ。

13.最後に、アルバムの発売を楽しみにしている日本のリスナーに向けてメッセージをお願いします。

(Jahah)-みんなに会えることを楽しみにしてるよ。日本ライブをぜひ実現させたいよ。  いつもサポートしてくれてありがとう。

(Doron)-このアルバムを聴いて、愛して、グルーブしてくれ。皆のおかげで俺たちがあるからさ!